Honor WIN 2シリーズ3機種の違いと価格|12,070mAh・185Hz、日本発売は?

HONORが2026年10月21日に発表したゲーミングスマホ「WIN 2シリーズ」は、WIN 2・WIN RT 2・WIN Turbo 2の3機種構成で、最上位のWIN 2だけが電池10,100mAhとファン2基、RT 2とTurbo 2は12,070mAhの大電池という、ちょっと意外な力関係になっています。

画面は3機種共通で6.89インチ・2K・最大185Hzの有機EL。

価格は中国の補助金適用後で最安2,251.65元から、最上位のWIN 2は4,999元からです(調査時点)。

ただし、HONORは海外メディアにグローバル発売はしないと回答していて、日本の携帯電話回線で使うことは技適の特例制度の対象外です。

この記事では、3機種の違いを同じ軸で比較しながら、初代WINからの進化と後退、日本で買う・使うときの注意点まで整理しました。

目次

Honor WIN 2シリーズとは?3機種の構成と発売日

Honor WIN 2シリーズとは?3機種の構成と発売日

HONORが2026年10月21日、杭州でゲーミングスマホの新シリーズ「WIN 2シリーズ」を発表しました。

ラインアップはWIN 2・WIN RT 2・WIN Turbo 2の3機種で、同日にタブレット「WINタブレット」も発表されています。

公式の発表タイトルは「年度T0电竞夯机」=年間最強クラスのゲーミング機という位置づけで、HONOR中国の公式発表によれば、WIN 2とWIN RT 2は発表と同時に中国で販売が始まりました。

発売日時は機種ごとに次のとおりです(北京時間)。

機種 発売日時
WIN 2 2026年10月21日、発表と同時に販売開始
WIN RT 2 2026年10月21日、発表と同時に販売開始
WIN Turbo 2 2026年10月30日10:08に販売開始

また、10月21日〜11月22日の初売り期間には、1年間の画面割れ保証・ゲームクーポン・下取りなど8つの特典が用意されています。

RT 2の公式ストアでは、1年の画面保証・背面カバー保証・水濡れ保証に加えて2年のバッテリー保証と6年間のファン清掃メンテナンス、最大12回の分割手数料無料、下取り補助最大1,200元が付きます。

スマホにファンを内蔵した機種としては、この長期メンテナンスが特徴です。

「WIN 2 Pro」「WIN 2 Pro Max」を探している場合も注意が必要です。

公式に発表されたのは3機種で、「Pro」「Pro Max」という名前の機種は調査時点で公表されていません。

検索サジェストに「pro max」が並んでいるため誤解しやすいのですが、最上位はWIN 2という構成です。

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Honor WIN 2・RT 2・Turbo 2の価格比較|定価と補助金後の違い

Honor WIN 2・RT 2・Turbo 2の価格比較|定価と補助金後の違い

このシリーズの価格は、記事によって「5,499元」「5,999元」「4,999元」など数字が混ざりがちです。

理由は、定価・初売り価格・補助金(国補)後の価格の3段階が存在するためです。

国補とは中国国内で購入時に受けられる政府の購入補助で、日本から買う場合にはこの補助金後の価格は当てはまりません。

以下の表はすべて中国国内の人民元の価格です(調査時点:2026年10月22日)。

機種・構成 定価/初売り価格 補助金後の価格
WIN 2 12GB+256GB 5,499元 4,999元
WIN 2 16GB+256GB 5,799元 5,299元
WIN 2 12GB+512GB 6,299元(初売り5,999元) 5,499元
WIN 2 16GB+512GB 6,999元 6,199元
WIN 2 16GB+1TB 7,999元 7,199元
WIN RT 2 12GB+256GB 4,199元(初売り) 3,149元
WIN RT 2 16GB+256GB 4,599元(初売り) 3,549元
WIN RT 2 12GB+512GB 4,899元(初売り) 3,849元
WIN RT 2 16GB+512GB 5,199元(初売り) 4,149元
WIN Turbo 2 8GB+256GB 3,199元 2,251.65元
WIN Turbo 2 12GB+256GB 3,499元 2,506.65元
WIN Turbo 2 16GB+256GB 3,899元 2,849元
WIN Turbo 2 12GB+512GB 4,199元 3,149元
WIN Turbo 2 16GB+512GB 4,499元 3,449元

価格の幅でまとめると、補助金後の最安はTurbo 2の2,251.65元、最上位のWIN 2は4,999元からです(価格一覧の報道)。

なお、Turbo 2の最安価格は一部で3,299元と伝える情報もあり、発売直後のため数字が揺れています。

日本円の価格は公表されておらず、円換算する場合は換算日の為替で変わる「目安」にとどまります。

Honor WIN 2の3機種スペック比較|違いはSoC・ファン・電池・充電・カメラの5つ

Honor WIN 2の3機種スペック比較|違いはSoC・ファン・電池・充電

まず共通している点から押さえると、3機種とも6.89インチ・2K(3104×1440)・最大185Hzの有機ELで、ピーク輝度10,000ニト、5,920Hz PWM調光、防水防塵はIP68・IP69・IP69K、指紋認証は3D超音波式(画面内)、OSはMagicOS 11(Android 17ベース)です。

HONORの公式発表では、40本以上のゲームが185Hzにネイティブ対応するとされています。

つまり画面・防水・指紋はどれを選んでも同じで、違いは「SoC」「ファンの数」「電池」「ワイヤレス充電」「メインカメラ」の5つに集約できます。

主要仕様の比較表

項目 WIN 2 WIN RT 2 WIN Turbo 2
SoC 第6世代 Snapdragon 8 Elite Extreme(2nm・最大5.01GHz) Snapdragon 8 Elite Gen 5 Snapdragon 8s Gen 4
冷却ファン 2基(最大20,000rpm+31,000rpm・風量1.19CFM) 1基(50秒で10℃下がると公式説明) なし
電池 10,100mAh 12,070mAh(標準値) 12,070mAh(標準値・定格11,790mAh)
有線充電 100W 90W 90W
ワイヤレス充電 80W 非対応 非対応
メインカメラ 2億画素・1/1.4インチ・手ぶれ補正 2億画素・1/1.55インチ・F1.9・手ぶれ補正 5,000万画素(ソニー製)
厚さ・重さ 8.5mm・約237g 8.5mm・238g 調査時点で公表を確認できず
その他 USB 3.2・WINキー 「WIN能量环」の40種類以上の光り方 デュアルスピーカー・通信強化チップ

超広角は3機種とも1,200万画素、前面カメラは5,000万画素で共通です。

カラーは「红蓝Buff」「指定赢」「快开黑」の3色が3機種共通で用意されています。

最上位なのに電池が最小|同じ8.5mmで電池が逆転する理由と選び方

ここがこのシリーズで最も誤解されやすい点です。

最上位のWIN 2の電池は10,100mAhで、中位のRT 2と下位のTurbo 2の12,070mAhより小さいのです。

厚さはどちらも8.5mmのまま。

中国メディアの整理によれば、WIN 2はファンを2基搭載し、80Wのワイヤレス充電にも対応させた分のスペースを電池に回せなかった、という構図です(GSMArenaの報道)。

RT 2はファンを1基にしてワイヤレス充電を外したことで、より大きな電池を同じ厚さに収めています。

用途別の目安は次のとおりです。

重視すること 向く機種
重いゲームを長時間・高画質で WIN 2(最新SoCとファン2基)
電池の持ちと価格のバランス WIN RT 2(12,070mAh・補助金後3,149元〜)
価格重視・ファンの音やメンテナンスは避けたい WIN Turbo 2(ファンなし・12,070mAh)
ワイヤレス充電が必要 WIN 2のみ(80W)
写真も重視 3機種とも望遠なし。2億画素なのはWIN 2とRT 2

電池の持ちを最優先にするなら、最上位のWIN 2ではなくRT 2を選ぶ判断になります。

逆に、ワイヤレス充電や最大限の冷却が欲しいならWIN 2一択です。

初代WINからの進化と後退|Honor WIN 2の買い替えを考える人の比較

初代WINシリーズは2025年12月26日に成都で発表されました。

初代から何が良くなり、何が悪くなったのかを同じ軸で並べます。

項目 初代(2025年12月) 新型(2026年10月)
画面 6.83インチ・2800×1272・185Hz 6.89インチ・3104×1440(2K)・185Hz
SoC WIN:Snapdragon 8 Elite Gen 5/RT:8 Elite WIN 2:第6世代 8 Elite Extreme/RT 2:8 Elite Gen 5
電池 両機種10,000mAh WIN 2:10,100mAh/RT 2:12,070mAh
充電 100W有線・80Wワイヤレス(WINのみ) WIN 2:100W+80Wワイヤレス/RT 2:90W+27Wリバース
ファン 1基・25,000rpm WIN 2:2基(初代比で風量284%増はメーカー主張)/RT 2:1基
厚さ 8.3mm 8.5mm
カメラ WIN:5,000万画素メイン+5,000万画素望遠+1,200万画素超広角 WIN 2・RT 2:2億画素メイン+1,200万画素超広角
最安価格(補助金前) RT:2,599元〜/WIN:3,999元〜 RT 2:4,199元〜/WIN 2:5,499元〜

この表から分かるのは、画面の細かさ・電池・冷却は確実に良くなった一方で、上位機は5,000万画素の望遠カメラが無くなり、本体は0.2mm厚くなり、補助金前の最安価格は大きく上がったという点です。

初代WINの望遠を撮影に使っていた人にとっては、後退した部分になります。

Honor WIN 2は日本で買える?使える?|技適の注意点とまとめ

日本発売の現実|グローバル発売なしと技適の特例の範囲

結論から言うと、日本発売の発表はなく、HONORは海外メディアにグローバル発売はしないと回答しています(9to5Googleの報道)。

世界向けのHONOR公式サイトにもWIN 2シリーズのスマホは掲載されておらず、「WIN」の名前はノートPCのみです。

個人で入手した場合も注意が必要です。

日本の携帯電話回線で使うことは、技適の特例制度の対象外です。

総務省の技適未取得機器を用いた実験等の特例制度のページによれば、この制度は条件を満たして総務大臣に届け出た場合に、届出日から180日以内に限って国内で使えるもので、主に2.4GHz帯・5GHz帯の無線LAN機器などが対象です。

つまり使えるのはWi-Fi・Bluetoothだけで、モバイル通信は含まれません。

また、中国の公式ストアで付く6年間の清掃メンテナンスなどの特典を日本で受けられるかも公表されていません。

海外の話題の機種として仕様や価格を知る記事であり、日本での正規入手を前提にした判断はできない点は押さえておきたいところです。

まとめ|自分にとっての判断材料

整理すると、WIN 2シリーズは「画面・防水・指紋は3機種共通、違いはSoC・ファン・電池・ワイヤレス充電・カメラの5つ」です。

重いゲームの性能と冷却を最優先するならWIN 2、電池の持ちと価格のバランスならRT 2、ファンの音やメンテナンスを避けて安く済ませたいならTurbo 2、という選び方ができます。

ただし、日本では正規に買えず、技適の制約もあるため、日本のユーザーにとっては「中国で発表された注目のゲーミング機」として動向を見る話題です。

今後、地域ごとの発売が発表されるかどうかが、次の注目ポイントになります。

【参考・出典】

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