2026年のクライマックスシリーズで横浜DeNAベイスターズが記録した「4連勝」は、10月15日時点ではCS開幕からの4連勝、10月17日時点ではファイナルステージ4連勝を指し、最終的には史上初と報じられたCS6連勝で日本シリーズ進出を決めました。
時点によって意味が変わるため、最初にこの整理だけ押さえておけば、どの速報を読んでも戸惑いません。
巨人とのファーストステージ2勝と阪神とのファイナル4勝を1本のタイムラインにまとめ、3試合連続完封を生んだ投手力、牧秀悟の4本塁打、三森大貴の9回逆転打といった勝因まで、一気に振り返ります。
DeNAの「CS4連勝」とは?時点で意味が変わる連勝記録
2026年のクライマックスシリーズ(CS)で横浜DeNAベイスターズが記録した「4連勝」は、時点によって指す試合が変わるキーワードです。
10月15日時点では「巨人とのファーストステージ2勝+阪神とのファイナルステージ2勝」を合わせたCS開幕からの無傷の4連勝を指していました。
一方、10月17日時点では「阪神とのファイナルステージを4連勝で突破した」こと自体を指し、ファーストステージを含めたCS全体では無傷の6連勝で日本シリーズ進出を決めています。
速報を見た時期によって「4連勝」の中身が異なるため、どの時点の話かを最初に確認するのが混乱しないコツです。
以下、順に整理します。
10月15日時点の「4連勝」=CS開幕から無傷の4連勝
10月10日のファーストステージ第1戦で巨人に2-1で勝利したDeNAは、翌11日の第2戦も4-1で制してファイナル進出を決めました。
続く10月14日のファイナル第1戦では阪神に2-0で勝ち、10月15日の第2戦も牧秀悟の8回ソロが決勝点となって1-0で勝利。
ここでCS開幕から4連勝となりました。
この時点で「同一のCSで4連勝以上を記録するのは2017年・2024年に続き3度目で、3度記録した球団は初めて」という趣旨の報道もあり、単発の好調ではなく短期決戦で連勝を積み重ねる力が注目されていました。
ただし、この時点では日本シリーズ進出まであと2勝という途中経過です。
10月17日時点の「4連勝」=ファイナル4連勝・CS通算6連勝で日本シリーズ進出
10月16日の第3戦を4-0で完封勝ちしたDeNAは、10月17日の第4戦も8-5で勝利。
阪神とのファイナルステージを4戦4勝で突破しました。
ファイナルはレギュラーシーズン首位の阪神に1勝のアドバンテージがあるステージだったため、ステージ成績上は4勝1敗での決着です。
さらにファーストステージの2勝を合わせると、CS全体では6戦全勝。
プロ野球史上初のCS6連勝として日本シリーズ進出を決めたと報じられています。
「4連勝」は途中経過であり、最終的には6連勝へつながったという流れを押さえておくと、どの記事を読んでも混乱しません。
CSFinal De全6試合の結果を一覧で振り返る
ここからは、ファーストステージの巨人戦2試合とファイナルステージの阪神戦4試合を、1本のタイムラインで振り返ります。
速報記事では分断されがちな全6試合の結果を、次の表にまとめました。
| 日付 | ステージ | 相手 | スコア | 決勝点・注目場面 |
|---|---|---|---|---|
| 10月10日 | ファースト第1戦 | 巨人 | 2-1 | 牧の初回ソロ、度会の9回勝ち越しソロ |
| 10月11日 | ファースト第2戦 | 巨人 | 4-1 | 2連勝でファイナル進出決定 |
| 10月14日 | ファイナル第1戦 | 阪神 | 2-0 | 平良が勝利投手、レイノルズがセーブ |
| 10月15日 | ファイナル第2戦 | 阪神 | 1-0 | 牧の8回ソロが決勝点 |
| 10月16日 | ファイナル第3戦 | 阪神 | 4-0 | 佐野の3ラン、牧のソロ |
| 10月17日 | ファイナル第4戦 | 阪神 | 8-5 | 9回に4得点、三森の逆転2点適時打 |
表を見ると分かるように、ファイナルステージの最初の3試合は2-0、1-0、4-0と3試合連続の完封勝ちでした。
また、巨人とのファースト第2戦5回からファイナル第4戦初回まで、連続無失点は32イニングに達したと報じられています。
ただし最終戦は途中でリードを許す展開もあり、6試合すべてを圧勝で終えたわけではありません。
1点差ゲームや逆転劇も含めた内容は、次章で詳しく見ていきます。
CSFinal De 4連勝の勝因を4軸で分析
レギュラーシーズンは71勝69敗3分、勝率.507の3位で、首位阪神とは7.5ゲーム差だったDeNA。
そのチームが巨人・阪神相手に6戦全勝できた背景には、複数の勝ち要素が積み重なっていました。
投手力と牧秀悟の長打が作った「失点しない野球」
最大の勝因は、阪神打線を最初の3試合で無得点に抑えた投手陣の安定感です。
2点・1点・4点と少量得点でも勝ち切れたのは、失点を最小化できる投手力があったからこそ。
10月15日の第2戦では、先発の尾形が4回無失点で降板した後、救援陣を細かくつないで1-0の完封勝ちを収めました。
打線側では、牧秀悟の存在が際立ちます。
10月10日の先制弾、10月15日の決勝ソロ、10月16日の追加ソロと、投手戦の局面を一発で動かす本塁打を短期決戦で量産しました。
巨人・阪神との6試合で打率.381、4本塁打を記録し、CSのMVPに選ばれたと報じられています。
10月16日には佐野恵太の3ランも飛び出し、少ない好機を確実に得点へ変える攻撃が機能しました。
継投と総力戦——途中出場選手が決めた第4戦
もう一つの勝因は、先発に依存しない継投と、ベンチ全員を使う総力戦です。
10月17日の第4戦は5失点を喫したものの、9回に4得点して逆転。
1点を追う9回2死二、三塁の場面で、三森大貴が逆転の2点適時打を放ちました。
この攻撃には三森のほか、井上・林と途中出場の選手も得点に絡んでいます。
振り返ると、DeNAの勝ち方は1-0の投手戦、4-0の完封、8-5の終盤逆転とパターンが異なります。
相手がゲームプランを絞りにくく、終盤まで「1点あれば変わる」と戦える接戦経験も、短期決戦で大きな武器になりました。
勢いだけではなく、再現性のある強さが6連勝を生んだと評価できます。
まとめ——CSFinal De 4連勝からの下克上は2024年との共通点
2026年のDeNAは、レギュラーシーズン3位(71勝69敗3分・勝率.507)からCSで6戦全勝し、2024年に続き3位から日本シリーズ進出を決めました。
2024年も3位からCSを勝ち上がり日本一になった経歴があり、短期決戦で下位から勝ち上がる力には再現性があると読み取れます。
日本シリーズは2026年10月24日開幕。
最初の3試合を完封した投手力、牧らの長打、終盤の総力戦という3つの柱が、日本シリーズでも通用するかが注目されます。
DeNAの2026年CS4連勝は一時的な勢いではなく、投手力・長打・総力戦が積み重なった結果であり、最終的に史上初と報じられたCS6連勝と日本シリーズ進出まで続きました。
- 横浜DeNAベイスターズ公式「2026 JERA クライマックスシリーズ セ」
- 横浜DeNAベイスターズ公式「『2026 JERA クライマックスシリーズ セ』優勝、『SMBC日本シリーズ2026』進出決定!」
- NPB.jp 日本野球機構「2026年10月10日 CSファーストステージ 読売ジャイアンツ vs 横浜DeNAベイスターズ 第1戦」
- NPB.jp 日本野球機構「2026年10月11日 CSファーストステージ 読売ジャイアンツ vs 横浜DeNAベイスターズ 第2戦」
- NPB.jp 日本野球機構「2026年10月14日 CSファイナルステージ 阪神タイガース vs 横浜DeNAベイスターズ 第1戦」
- NPB.jp 日本野球機構「2026年10月15日 CSファイナルステージ 阪神タイガース vs 横浜DeNAベイスターズ 第2戦」
- NPB.jp 日本野球機構「2026年10月16日 CSファイナルステージ 阪神タイガース vs 横浜DeNAベイスターズ 第3戦」
- NPB.jp 日本野球機構「2026年10月17日 CSファイナルステージ 阪神タイガース vs 横浜DeNAベイスターズ 第4戦」
- NPB.jp 日本野球機構「2026年度 セ・パ公式戦」
