カリブ海諸国13カ国の覚え方｜語呂合わせ「アキハ ドド ババグ ジセセセトリ」で完全マスター

「カリブ海諸国って、どの国があるの？」──そう聞かれて即答できる人は意外と少ないものです。

でも、心配はいりません。

この記事では、カリブ海にある13の独立国を、楽しく・確実に覚えられる語呂合わせ「アキハ ドド ババグ ジセセセトリ」でわかりやすく解説します。

さらに、英語・スペイン語・フランス語の言語圏別の分類や、音楽・スポーツ・観光地などの印象的なトピックも紹介。

語呂＋分類＋印象の三段構えで、地理のテスト対策にも旅行知識にも使える“本当に記憶に残る”学び方をお届けします。

美しいカリブの海とともに、あなたの記憶にも13カ国を刻みましょう。

カリブ海諸国13カ国とは？まず全体像をつかもう

カリブ海の国々を覚える前に、まずは「どの国がどこにあるのか？」という全体像をつかんでおきましょう。

ここでは、カリブ海地域と中米の違い、そして13カ国の位置関係について整理します。

カリブ海と中米の違いを簡単に整理

「カリブ海」と「中米」は、地理的にも文化的にも密接に関わっていますが、厳密には異なる地域です。

カリブ海地域とは、カリブ海に浮かぶ島々やその沿岸地域を指します。

この海域には独立国が13カ国あり、北西部には「大アンティル諸島」、南東部には「小アンティル諸島」が並んでいます。

一方、中米（中央アメリカ）は、北米と南米をつなぐ細長い地峡部分を指し、グアテマラやホンジュラス、コスタリカなどの7カ国が含まれます。

地域名	代表的な国	特徴
カリブ海	キューバ、ジャマイカ、バハマ	島国が中心、観光や音楽文化が盛ん
中米	コスタリカ、パナマ、ベリーズ	大陸部の国々、自然やマヤ文明遺跡が多い

つまり、カリブ海＝島国中心、中米＝陸続きの国々というイメージで覚えるとわかりやすいです。

この2つの地域は文化的に重なりが多く、英語・スペイン語・フランス語が混ざり合う多様な世界を形成しています。

カリブ海13カ国の国名一覧と位置関係

それでは、カリブ海の独立国13カ国を一覧で見ていきましょう。

これらの国々は大小さまざまな島々に分かれており、それぞれ独自の文化と歴史を持っています。

地域分類	国名	特徴
大アンティル諸島	キューバ、ジャマイカ、ハイチ、ドミニカ共和国	大きな島で人口も多い
小アンティル諸島	アンティグア・バーブーダ、セントクリストファー・ネイビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、グレナダ、トリニダード・トバゴ、ドミニカ国、バルバドス、バハマ	観光・リゾート中心の小国が多い

北から順に並べると、バハマ → キューバ → ジャマイカ → ハイチ → ドミニカ共和国 → アンティグア・バーブーダ → セントクリストファー・ネイビス → セントルシア → セントビンセント・グレナディーン → グレナダ → トリニダード・トバゴ → バルバドス → ドミニカ国の順になります。

地図で見ると、北から南東方向に弧を描くように島々が連なっており、「カリブの弧」とも呼ばれています。

この形をイメージしながら国の位置を確認していくと、記憶の定着がぐっと楽になります。

次章では、これらの国々を楽しく覚えるための語呂合わせ「ベジセコセパホ」や「アキハ ドド ババグ ジセセセトリ」を使った記憶術を紹介します。

カリブ海は「音」と「リズム」で覚えるのがコツです。

カリブ海13カ国を覚える語呂合わせ：「ベジセコセパホ」の法則

カリブ海13カ国を一度に覚えるのは大変そうですが、実は「語呂合わせ」を使えば驚くほどスムーズに記憶できます。

ここでは、中米を含む覚え方「ベジセコセパホ」と、カリブ海13カ国専用のリズム暗記法「アキハ ドド ババグ ジセセセトリ」を紹介します。

語呂の意味と覚え方の仕組み

まずは基本の語呂合わせ「ベジセコセパホ」です。

これは、中米7カ国とカリブ海13カ国をまとめて覚えるときのリズムです。

ただし、13カ国だけを確実に覚えたい場合は、次の「アキハ ドド ババグ ジセセセトリ」が最も効率的です。

語呂	対応する国名	補足イメージ
アキハ	アンティグア・バーブーダ、キューバ、ハイチ	秋葉原の「アキハ」でスタート
ドド	ドミニカ共和国、ドミニカ国	名前が似た2国をセットで
ババグ	バハマ、バルバドス、グレナダ	ばばぐぐ…とリズムで
ジセセセトリ	ジャマイカ、セントクリストファー・ネイビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、トリニダード・トバゴ	「セ」が3回＝3つの“セント”で覚える

語呂を声に出すと「アキハ ドド ババグ ジセセセトリ」。このリズムを繰り返すだけで13カ国を自然に思い出せるようになります。

音とリズムの記憶は、文字よりも強く残るため、声に出して覚えるのがポイントです。

音とイメージで記憶を固定するコツ

単に語呂を唱えるだけではなく、各部分にイメージを重ねることで記憶が定着します。

例えば、「アキハ」は“秋の海辺”を想像し、「ドド」は太鼓の音のように覚えます。

「ババグ」は台風の荒れる音、「ジセセセトリ」は鳥が飛び立つようなイメージを重ねましょう。

語呂	イメージ例
アキハ	秋のカリブ海、穏やかな海辺
ドド	太鼓の音＝ドミニカ共和国＆ドミニカ国
ババグ	波が荒れる音、「ばばぐぐ」と響くリズム
ジセセセトリ	「瀬戸へ飛ぶ鳥」→セント系＋トリニダード

さらに、音楽のリズムに合わせて覚えるのもおすすめです。

レゲエのリズム（2拍目と4拍目にアクセント）に合わせて「アキハ ドド ババグ ジセセセトリ」と口ずさむと、自然と体に染み込みます。

たとえば：

「アーキーハー、ドド、ババグー」

「ジーセーセーセートリィー」

声とリズム、そして視覚的なイメージを組み合わせることで、“忘れにくい記憶”に変わります。

語呂＋音＋イメージ＝最強の暗記法です。

次の章では、語呂合わせで覚えた国々をさらに整理するために、「言語」「文化」「歴史」の3つの分類を使って深掘りしていきましょう。

分類で覚える！カリブ海諸国の特徴別まとめ

語呂合わせで国名を覚えたら、次はその背景を整理していきましょう。

カリブ海諸国を「言語・宗主国・文化圏・島の規模」などで分類すると、国ごとの特徴が立体的に理解でき、記憶にも残りやすくなります。

英連邦・フランス語圏・スペイン語圏で整理

カリブ海の13カ国の多くは、かつてヨーロッパの列強に植民地として支配されていました。

その影響が今も言語や政治体制に残っており、この分類で整理すると非常にわかりやすくなります。

分類	該当国	特徴
英連邦（イギリス系）	アンティグア・バーブーダ、バハマ、バルバドス、ドミニカ国、グレナダ、ジャマイカ、セントクリストファー・ネイビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、トリニダード・トバゴ	英語が公用語。法制度や教育制度にイギリス文化の影響。
スペイン語圏	キューバ、ドミニカ共和国	ラテン音楽の本場。スペイン文化の影響が強い。
フランス語圏	ハイチ	公用語はフランス語とハイチ・クレオール語。世界初の黒人共和国。

英語圏が多数派、スペイン語圏は大島、フランス語圏はハイチのみ。

この構成を意識するだけでも、地域の文化や歴史的背景が一気に整理できます。

島の規模・観光資源・文化でグループ化

次に、島の大きさや観光の特徴、文化の違いから覚える方法を見ていきましょう。

「どんな島か」「何が有名か」をセットで覚えると、地理が得意になります。

分類軸	国名	特徴
大きな島（大アンティル諸島）	キューバ、ハイチ、ドミニカ共和国、ジャマイカ	人口・面積ともに大きく、経済規模も比較的大きい。
中くらいの島	バハマ、バルバドス、トリニダード・トバゴ	観光立国として発展。高級リゾートやカーニバルで有名。
小さな島（小アンティル諸島）	アンティグア・バーブーダ、セントクリストファー・ネイビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、グレナダ、ドミニカ国	自然が豊かで、エコツーリズムや静かな観光が中心。

特に「セント」が付く3カ国（セントクリストファー・ネイビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン）は、小アンティル諸島の仲間です。

「セント＝小さな美しい島」という連想で覚えると自然に定着します。

文化の違いからも整理してみましょう。

文化タイプ	国名	キーワード
音楽文化	ジャマイカ、キューバ、トリニダード・トバゴ	レゲエ、サルサ、スティールパン
ビーチリゾート	バハマ、バルバドス、アンティグア・バーブーダ	透明な海と高級ホテル
歴史・自然文化	ハイチ、ドミニカ共和国、ドミニカ国、グレナダ	独立運動・火山・熱帯雨林

このように分類して学ぶと、単なる丸暗記から、「意味のある記憶」に変わります。

分類＝記憶の地図を作る作業なのです。

次の章では、これらの国々をさらに印象深く覚えるために、文化やトリビアを通じて楽しく学んでいきましょう。

印象で覚えるカリブ海の国々：楽しく学ぶトリビア集

地理の暗記を得意にするコツは、「面白い豆知識」や「心に残るエピソード」と結びつけることです。

カリブ海の国々には、美しい海だけでなく、文化・音楽・料理など、印象的なトピックがたくさんあります。

「カリブ海の宝石」ベリーズの秘密

「カリブ海の宝石」と呼ばれるベリーズは、中米に位置する英語圏の国です。

世界第2位の規模を誇るベリーズ・バリアリーフや「グレート・ブルーホール」で有名で、ダイバーの聖地として知られています。

また、かつてイギリス領だったため公用語が英語で、今も英連邦の一員です。

特徴	内容
位置	中米北部、カリブ海に面する国
見どころ	ブルーホール、サンゴ礁、マヤ遺跡
公用語	英語（中米で唯一）

覚え方のコツは「ベリー（very）美しい海の国」。

“ベ”リーズ＝“ベ”リー美しいで一発記憶です。

世界一辛いハバネロの国といえば？

「ハバネロ」と聞くとキューバの首都「ハバナ」を思い浮かべますが、実はハバネロはベリーズやメキシコの名産です。

名前の由来はハバナですが、現在はベリーズ産の「ハバネロソース」が特に人気です。

項目	情報
原産地	中米〜南米の熱帯地域
辛さ（スコヴィル値）	約30〜50万スコヴィル
風味	フルーティーで柑橘系の香り
代表商品	ベリーズ製「マリー・シャープス」ハバネロソース

覚え方は「ハバネロ＝ハバナの名を持つけどベリーズ産」。

ちょっとした混乱が、逆に記憶のフックになります。

音楽・ダンス・スポーツで覚えるカリブ文化

カリブ海諸国は、音楽とスポーツの宝庫です。

文化的な特徴を使って覚えると、自然に国名も思い出せるようになります。

国名	文化の特徴	覚え方のヒント
ジャマイカ	レゲエ音楽・ボブ・マーリー	「ジ」ャマイカ＝「ジ」ャー（神）とレゲエ
キューバ	サルサ・ソン・ルンバ	「キ」ューバ＝「キ」ューバ音楽の発祥地
トリニダード・トバゴ	スティールパンとカーニバル	「トリ」ニダード＝「トリ」音のスティールパン
バルバドス	歌手リアーナの出身地	ポップスで覚える
セントルシア	文学のノーベル賞作家を輩出	知性の島として記憶

また、英連邦諸国ではクリケットが非常に盛んです。

バルバドス、トリニダード・トバゴ、ジャマイカなどが強豪国で、「西インド諸島チーム」として国際大会にも出場しています。

文化を通して覚えるコツは、“音＋感情＋ストーリー”で記憶すること。

音楽やスポーツは感情を伴うため、単なる知識よりも長く心に残ります。

次の章では、これまで学んだ語呂・分類・印象の3つを総まとめし、効果的な復習法を紹介します。

まとめ：語呂×分類×印象で、カリブ海13カ国を完全マスター

ここまで、カリブ海13カ国を楽しく覚えるための方法を紹介してきました。

最後に、語呂合わせ・分類・印象の3つを組み合わせて記憶を定着させるコツを整理しましょう。

効果的な復習法と暗記のコツ

カリブ海13カ国をマスターするには、単なる丸暗記ではなく、体系的に復習するのがポイントです。

ここでは、誰でも実践できる3ステップ復習法を紹介します。

ステップ	やること	目的
① 語呂で覚える	「アキハ ドド ババグ ジセセセトリ」を声に出して10回唱える	音とリズムで13カ国を定着
② 分類で整理	英連邦・スペイン語圏・フランス語圏に分ける	言語・歴史の流れを理解
③ 印象で強化	音楽・食文化・トリビアを思い出す	感情を伴う記憶に変換

たとえば、

「ジャマイカ＝レゲエ」

「トリニダード＝スティールパン」

「ベリーズ＝カリブ海の宝石」

といった印象を添えることで、記憶が深く残ります。

語呂＋分類＋印象＝“三位一体の暗記法”を意識してみましょう。

次に覚えたい「中米7カ国」とのつながり

カリブ海13カ国を覚えたら、ぜひ中米7カ国にもチャレンジしましょう。

地理的にも文化的にも、この2つの地域は深く結びついています。

地域	国名	特徴
中米	ベリーズ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、パナマ	マヤ文明・火山・エコツーリズム
カリブ海	13カ国	島国中心・観光・音楽文化

覚え方は、「中米7＋カリブ13＝中米・カリブ20カ国」でワンセットにすること。

この地域全体を「ラテンアメリカの多様な文化圏」として理解すれば、より深い知識が身につきます。

最後にもう一度まとめましょう。

• 語呂で覚える：「アキハ ドド ババグ ジセセセトリ」
• 分類で理解する：英語・スペイン語・フランス語圏
• 印象で定着させる：音楽・食・文化・スポーツ

カリブ海の国々を学ぶことは、単に地理を覚えるだけではなく、世界の多様性を感じる第一歩です。

「覚える」から「理解する」へ。

カリブ海を知れば、世界がもっと面白くなる。