「Steamのゲームを起動すると、なぜかサブモニターで立ち上がる」──そんな経験をしたことはありませんか?
毎回ウィンドウをドラッグして直すのは面倒ですし、フルスクリーンモードだとさらに厄介です。
実はこの現象、Windowsのディスプレイ認識やSteamクライアントの記憶データ、さらにはDisplayPortの仕様など、複数の要因が複雑に関係しています。
しかし安心してください。設定を正しく整えれば、Steamゲームを確実にメインモニターで起動させることができます。
この記事では、基本的なディスプレイ設定から、Steamやゲームの記憶情報リセット、さらにはバッチファイルやツールを使った自動化までを網羅的に解説。
もう「サブモニターで起動してしまう」問題に悩むことはありません。
なぜSteamのゲームはサブモニターで起動してしまうのか?
Steamのゲームが毎回サブモニターで起動してしまう…。そんな経験、ありませんか?
実はこの現象、単純なバグではなく「Windows」「Steam」「モニターの接続方式」という3つの仕組みが複雑に絡み合って起きています。
順番に整理してみると、意外とシンプルに原因が見えてきます。
Windowsが“メインディスプレイ”を正しく認識できていない
まず確認すべきは、Windowsがどのモニターを「メインディスプレイ」と認識しているかです。
Windowsは起動時にモニターへ順番に番号を割り振りますが、その順番は必ずしもあなたの意図通りではありません。
たとえば、DisplayPort接続のモニターが先に認識されると、それが自動的に“ディスプレイ1”になります。
これにより、Steamやゲームが「ディスプレイ1=メイン」と判断して、サブモニター側で起動してしまうのです。
つまり、見た目の配置とWindows内部の認識がズレていることが、多くのトラブルの出発点です。
| 現象 | 原因 | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| ゲームが毎回サブモニターで起動 | 識別番号が入れ替わっている | メインディスプレイを再設定 |
| ウィンドウ位置が勝手に変わる | DisplayPortの再接続判定 | 接続順・電源順を見直す |
Steamやゲームが“最後に開いたモニター”を記憶している
Steamや多くのPCゲームには「最後に閉じた時のウィンドウ位置」を記憶する仕組みがあります。
つまり、1回でもサブモニターで終了すると、次回以降も“同じ位置”で開こうとするのです。
その情報は設定ファイルとして保存され、ゲームによって場所は異なります。
代表的な保存先は以下の通りです。
| エンジン | 保存場所 |
|---|---|
| Unreal Engine | C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\ゲーム名\Saved\Config\Windows |
| Unity | C:\Users\ユーザー名\AppData\LocalLow\メーカー名\ゲーム名 |
| その他 | Steam\userdata\ユーザーID\ゲームID |
この設定ファイルが残ったままだと、どれだけWindows側を直しても再びサブモニターで起動してしまうことがあります。
覚えておきたいのは、Steamの記憶機能とWindowsの設定が独立して動作しているという点です。
DisplayPort特有の“ホットプラグ検出”問題
DisplayPort接続では、モニターの電源を切るとWindowsが「物理的に切断された」と認識します。
その結果、再接続時にディスプレイの識別番号が入れ替わり、ウィンドウの配置情報がリセットされることがあります。
これが、ゲームを終了した瞬間に「他のウィンドウまで全部メインに集まってしまう」原因にもなります。
もしDisplayPortとHDMIを併用している場合、この挙動の不安定さがトラブルを悪化させることがあります。
DisplayPortは高性能ですが、安定性重視ならHDMI接続の方が有利な場合もあります。
すぐできる!Steamゲームをメインモニターで開く基本対処法
ここからは、実際にゲームをメインモニターで起動させるための“すぐ使える”解決法を紹介します。
どれもツール不要で、WindowsとSteamの設定だけで完結します。
① 「ディスプレイ設定」でメインモニターを再指定する
最初に行うべきは、Windowsのディスプレイ設定を見直すことです。
デスクトップの何もない場所を右クリックし、「ディスプレイ設定」を開きましょう。
モニター番号が表示されたら、ゲームを表示したいモニターを選択し、「これをメインディスプレイにする」にチェックを入れます。
設定変更後は一度PCを再起動し、Steamを起動して確認します。
設定変更後に再起動しないと、Steamが古いモニター情報を参照し続けることがあります。
| 操作 | 目的 |
|---|---|
| 「識別」ボタンをクリック | 各モニターの番号を確認 |
| 対象モニターを選んで「メインに設定」 | Windowsの認識を更新 |
| 再起動後にSteamを起動 | 設定を反映 |
この手順だけで解決するケースが、実は全体の半数以上を占めます。
② ショートカットキーでウィンドウ位置を強制的に戻す
もしゲームがサブモニターでフルスクリーン起動してしまった場合は、ショートカットキーで強制移動させましょう。
Alt + Enter でウィンドウモードに切り替え、次に Windows + Shift + 矢印キー を押します。
これでウィンドウが隣のモニターへ即座に移動します。
メイン側に移動したら、もう一度 Alt + Enter を押してフルスクリーンに戻せばOKです。
この状態で終了すると、次回以降もメインモニターで起動します。
| ショートカット | 動作内容 |
|---|---|
| Alt + Enter | フルスクリーン⇔ウィンドウモード切り替え |
| Win + Shift + ← / → | ウィンドウを隣のモニターへ移動 |
| Windows + P | 一時的に出力先を切り替える |
操作が効かないときは、「Windows + P → PC画面のみ」を選んで一時的にサブモニターを無効化すると、メインモニターに強制的に切り替わります。
これは“緊急脱出”にも使える裏技なので、ぜひ覚えておきましょう。
Steamやゲームの記憶情報をリセットしてトラブルを解消
Windowsやショートカット操作を試しても改善しない場合、原因はSteamやゲーム内部に保存された「古いモニター情報」である可能性が高いです。
この章では、設定ファイルやキャッシュをリセットして、ゲームが現在の環境を正しく認識できるようにする手順を解説します。
設定ファイルやGameUserSettings.iniを削除して再生成する
多くのゲームは、前回プレイ時のモニター情報を設定ファイルに保存しています。
このファイルが破損したり古い情報を保持したままだと、メインモニターを指定してもサブモニターで起動し続けてしまいます。
そこで一度、該当ファイルを削除して再生成させることで、初期状態に戻す方法を紹介します。
削除前に必ずバックアップを取っておくことがポイントです。
| 保存場所 | 対象ゲームの例 | 備考 |
|---|---|---|
| C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\ゲーム名 | Unreal Engine製 | GameUserSettings.iniが存在 |
| C:\Users\ユーザー名\AppData\LocalLow\メーカー名\ゲーム名 | Unity製 | レジストリまたはprefsファイルを使用 |
| Steam\userdata\ユーザーID\ゲームID | Steam全般 | config.cfgやlocal.vdfなどを格納 |
上記フォルダを開くには、エクスプローラーのアドレスバーに %LOCALAPPDATA% または %APPDATA% と入力するとスムーズです。
対象ファイルを削除したら、Steamを再起動しゲームを起動してみましょう。
初回起動時に設定が自動生成され、最新のモニター構成が読み込まれます。
Steamキャッシュ・appcache・localconfig.vdfをリセットする
Steamクライアント自体のキャッシュが破損していると、設定変更が正しく反映されないことがあります。
Steamの内部キャッシュをクリアすることで、クライアントを初期状態に戻すことが可能です。
具体的には、以下の手順を行います。
- Steamを完全に終了(タスクトレイのアイコンも閉じる)
- Steamインストールフォルダ(通常はC:\Program Files (x86)\Steam)を開く
- appcacheフォルダを削除
- userdata\自分のSteamID\config内にあるlocalconfig.vdfを削除またはリネーム
- Steamを再起動し、ログインし直す
これらを削除しても、ゲームデータやセーブデータには影響しません。
Steamは再起動時に必要なキャッシュを自動再生成します。
なお、クラウド同期機能が有効なゲームでは、削除した設定がクラウドから復元されてしまうことがあります。
その場合は、削除前にクラウド同期を一時的にオフにしておくと確実です。
| 作業項目 | 対象ファイル/フォルダ | 効果 |
|---|---|---|
| Steamダウンロードキャッシュ | 設定>ダウンロード>キャッシュをクリア | 破損データのリセット |
| appcache削除 | Steam\appcache | クライアント設定を初期化 |
| localconfig.vdf削除 | userdata\SteamID\config | Steamウィンドウ位置をリセット |
設定ファイルとキャッシュをリセットすれば、Steamがモニターを誤認識する確率はほぼゼロになります。
ゲームエンジン別に異なる挙動を理解する(Unity/Unreal編)
Steamゲームの多くは「Unity」または「Unreal Engine」で作られています。
この2つのエンジンはモニター認識やウィンドウ位置の記憶方法が異なるため、適切な対処法も変わります。
Unity製ゲームが最後のウィンドウ位置を覚える理由
Unityゲームは、プレイ終了時にウィンドウの位置や解像度を自動保存します。
これらの情報はレジストリまたはAppData\LocalLow内のprefsファイルに記録されるため、一度サブモニターで終了すると次回もその位置から起動してしまいます。
リセット方法は以下の2通りです。
- フォルダ削除法:
C:\Users\ユーザー名\AppData\LocalLow\会社名\ゲーム名 を削除またはリネーム - レジストリ削除法:
HKEY_CURRENT_USER\Software\会社名\ゲーム名 を削除
レジストリ操作は慎重に行ってください。バックアップを取ってから削除しましょう。
また、一部のUnityゲームでは起動時に「解像度とモニター選択」ダイアログが表示されます。
この画面で正しいモニターを選択すれば、以降はその設定が記憶されます。
Unity製ゲームは「最後に閉じた位置を覚える」という癖を理解しておくことが最も重要です。
Unreal Engine製ゲームでモニター位置を指定する起動オプション
Unreal Engineでは、起動時のモニターやウィンドウ位置を細かく制御できます。
Steamの起動オプション欄に以下のコマンドを入力することで、モニター位置を直接指定できます。
| オプション | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| -WinX, -WinY | ウィンドウの座標位置を指定 | -WinX=0 -WinY=0 |
| -ResX, -ResY | ウィンドウサイズを指定 | -ResX=1920 -ResY=1080 |
| -WINDOWED | ウィンドウモードで起動 | -WINDOWED |
| -adapter | 使用するモニター番号を指定 | -adapter 0 |
これらを設定するには、Steamライブラリでゲームを右クリック → 「プロパティ」 → 「起動オプション」に入力します。
もし設定が複雑になった場合は、-autoconfigure を指定して一度全設定を初期化するのも有効です。
Unreal Engine製ゲームは“コマンドで制御できる”のが強み。固定的なモニター指定をしたい場合に非常に有効です。
再発防止のためのモニター設定チェックリスト
ここまでの手順で問題が解消しても、環境によっては再発するケースがあります。
特にDisplayPort接続やモニターの電源順序など、日常的な操作で設定が変わることが多いのです。
この章では、再発を防ぐために確認しておきたいチェックポイントを整理しました。
モニターの接続順・電源投入順・ケーブル品質を見直す
モニターの識別番号(Display ID)は、接続ポートと電源投入の順番で変化します。
そのため、毎回異なる順序で電源を入れていると、Windowsの内部設定が不安定になります。
理想的な接続と起動の順序は次の通りです。
- すべての機器の電源をオフにする
- DisplayPortやHDMIケーブルをしっかり接続
- メインモニター→サブモニター→PCの順に電源を入れる
この順序を守ることで、メインモニターが常に優先的に認識されやすくなります。
| 項目 | 推奨設定 | 備考 |
|---|---|---|
| 接続ケーブル | DisplayPortまたはHDMIの同一規格で統一 | 異なる規格の混在は認識ズレの原因 |
| 電源投入順 | メイン→サブ→PC | 認識番号の固定化に効果的 |
| ケーブル品質 | 高品質・認証済みケーブルを使用 | 信号切断による誤認識を防ぐ |
DisplayPort特有の切断問題を回避する設定方法
DisplayPortでは、モニターの電源を切るとWindowsが物理的に「切断」と判断します。
これにより、ウィンドウ位置がリセットされたり、Steamが再度サブモニターを優先する現象が起こります。
この仕様を回避するには、次のような対策が有効です。
- モニターの電源を切らず、スリープ設定を利用する
- モニター側の設定で「DP Hot-Plug Detection」をオフにする(対応機種のみ)
- 安定性を重視するなら、HDMI接続へ切り替える
DisplayPortは便利な反面、ホットプラグが原因でモニター順が変化しやすいため注意が必要です。
安定性を重視する環境では、ケーブル統一と電源順序を固定しておくのが最も効果的です。
Windows設定とゲーム設定をバックアップしておくコツ
設定が安定したら、その状態をバックアップしておくと安心です。
Windows設定やゲームのconfigファイルを保存しておけば、再発時も短時間で復元できます。
| バックアップ対象 | 保存先 | 備考 |
|---|---|---|
| ゲーム設定ファイル | Documents\My Games\ や AppData\Local | .ini、.cfg、.xmlファイルをコピー |
| Steam起動オプション | メモ帳などに手動で記録 | 自動エクスポート機能はなし |
| モニター構成 | MultiMonitorToolで保存 | 再設定をワンクリックで復元可能 |
特に便利なのが、NirSoftの無料ツール「MultiMonitorTool」です。
現在のモニター構成をファイルに保存し、再発時にそのファイルを読み込むだけで元の状態に戻せます。
トラブルが解消した時点で設定をバックアップすることが、最強の再発防止策です。
応用編:ゲームごとにモニターを固定して起動する裏技
ここからは、さらに一歩進んだ応用テクニックです。
ゲームごとに起動するモニターを指定したり、バッチファイルで自動的に切り替える方法を紹介します。
Steamの起動オプションでモニターを指定する方法(-adapter/-monitor)
Steamでは、ゲームの「起動オプション」を設定することで使用モニターを強制的に指定できます。
ゲームによって対応状況は異なりますが、Unreal EngineやSource Engine系タイトルで特に有効です。
| オプション | 効果 | 例 |
|---|---|---|
| -adapter 番号 | モニター番号を指定 | -adapter 0 |
| -monitor 番号 | 使用モニターを指定 | -monitor 1 |
| -windowed -noborder | ボーダーレスウィンドウで起動 | -windowed -noborder |
| -x 数値 -y 数値 | 起動時のウィンドウ座標を指定 | -x 1920 -y 0 |
設定手順:
- Steamライブラリでゲームを右クリック
- 「プロパティ」→「起動オプション」にコマンドを入力
- ゲームを起動して挙動を確認
起動オプションを使えば、毎回の再設定なしで自動的にメインモニターへ起動できます。
DisplayFusionやPowerToys FancyZonesで自動制御する
マルチモニター環境をさらに快適にしたい場合は、管理ツールを使って制御を自動化しましょう。
DisplayFusion は、有料ながら強力なマルチモニター管理ツールです。
- ゲームごとにモニター位置・サイズを記憶
- ホットキーで即座にモニターを切り替え
- 起動時に特定のモニターへ自動移動
無料で導入できるMicrosoftのPowerToysには、「FancyZones」という機能があります。
この機能を使えば、ウィンドウをあらかじめ決めたゾーン(エリア)にスナップさせて整理できます。
| ツール | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| DisplayFusion | モニター設定を自動切り替え | Steam連携も可能 |
| PowerToys FancyZones | 無料・軽量でゾーン管理可能 | 作業とゲームを両立できる |
| MultiMonitorTool | 設定保存・復元が超軽量 | バッチ連携に最適 |
バッチファイルで“起動前にメイン切り替え→終了後に復元”を自動化
より上級者向けですが、バッチファイルを使えばSteamゲーム起動前後にモニター構成を自動切り替えることも可能です。
@echo off
REM 現在の設定を保存
MultiMonitorTool.exe /SaveConfig "backup.cfg"
REM メインモニターをDisplay2に設定
MultiMonitorTool.exe /SetPrimary "\\.\DISPLAY2"
REM Steamでゲーム起動(AppIDはゲームごとに異なる)
start /wait steam://rungameid/730
REM 終了後に元の設定を復元
MultiMonitorTool.exe /LoadConfig "backup.cfg"
このバッチをショートカット化すれば、ワンクリックでゲーム用モニターに切り替えてプレイし、終了後は自動的に戻せます。
一度仕組みを作ってしまえば、どんなゲームも100%思い通りのモニターで起動できます。
【完全解決】Steamのゲームがサブモニターで起動してしまう原因と対処法|もう迷わない!メインモニターで快適にプレイする設定ガイド
Steamのゲームを起動すると、なぜかサブモニターで立ち上がってしまう──。
メインモニターでプレイしたいのに、毎回位置を直すのは面倒ですよね。
実はこの問題、Windowsのモニター認識やSteamの記憶情報、さらにはDisplayPortの仕様など、複数の要素が絡んで発生します。
しかし正しい原因を理解し、設定を整えれば確実に解決できます。
この記事では、基本の設定から応用的な自動化テクニックまで、Steamゲームを必ずメインモニターで起動させるための方法を徹底解説します。
まとめ:Steamゲームを確実にメインモニターで起動させよう
ここまで、Steamゲームがサブモニターで起動してしまう原因から対処法、再発防止、そして応用までを解説してきました。
最後に、解決の流れをおさらいしておきましょう。
✔ 原因の整理
- Windowsのメインディスプレイ設定がズレている
- Steamやゲームが「最後に閉じた位置」を記憶している
- DisplayPortのホットプラグ検出で認識順が変化している
✔ 即効性のある解決法
- 「ディスプレイ設定」でメインモニターを再指定
- Alt+Enter、Win+Shift+矢印キーでウィンドウを移動
- 設定ファイルやSteamキャッシュを削除して再生成
✔ 長期的な安定策
- モニターの電源投入順・ケーブル統一で認識を固定化
- DisplayPort使用時はホットプラグ対策を行う
- 設定が安定した時点でバックアップを作成して保存
✔ 応用テクニック
- Steam起動オプション(-adapter/-monitor)でモニター指定
- DisplayFusion・PowerToysで自動的に配置制御
- MultiMonitorTool+バッチで完全自動化
「原因を理解し、環境を固定化し、設定をバックアップする」──これが再発を防ぐ3つの黄金ルールです。
デュアルモニターは一度安定すれば、作業効率も没入感も段違いに向上します。
Steamゲームを毎回思い通りのモニターで起動できるようになれば、あなたのゲーミング環境は格段に快適になります。
ぜひこの記事を参考に、自分だけの“完璧なマルチモニター設定”を手に入れてください。
もう二度と「Steamがサブモニターで起動してしまう」と悩む必要はありません。